古民家に住みたい、という話をすると、
決まって返ってくる言葉があります。
「寒くない?」
「大変そう」
「虫が出るでしょ」
その全部、だいたい正解です。
でも、それでも古民家を選ぶ人がいます。
なぜか。
それは、不便さの先にしか見えないものがあるからです。
住んでわかった「困るところ」
まずは、きれいごと抜きで。
とにかく寒い・暑い
断熱性能は現代住宅に比べて低め。
冬の底冷え、夏の蒸し暑さは覚悟が必要です。
虫と共存する覚悟
自然が近いということは、
彼らも近いということ。
手入れが欠かせない
建具の調整、草刈り、修繕。
放っておくと、すぐ家に出ます。
設備は最新じゃない
便利さを求めすぎると、
古民家は合いません。
それでも残る「良いところ」
困ることが多いのに、
なぜ離れがたいのか。
時間の流れが変わる
朝の光がやわらかく、
夜は静か。
家に「余裕」がある
天井が高く、
空気が溜まらない。
手をかけた分だけ応えてくれる
直した場所が、
ちゃんと暮らしやすくなる。
住んでいる実感がある
家に合わせるのではなく、
家と一緒に暮らしている感覚。
不便さは、暮らしを取り戻すスイッチ
便利な家は、
何もしなくても成り立ちます。
古民家は違います。
- 暖をとる
- 風を通す
- 音を感じる
体を使うことで、
暮らしの輪郭がはっきりします。
古民家に向いている人・向いていない人
向いている人
- 完璧を求めない
- 手を動かすのが苦じゃない
- 変化を楽しめる
向いていない人
- 最新設備が必須
- 手間をすべて避けたい
- 管理に不安がある
向き不向きは、
はっきりしています。
「不便」を受け入れた先にあるもの
不便は、
妥協ではありません。
選択です。
便利さを少し手放すことで、
暮らしの密度が上がる。
古民家は、
快適さではなく、
納得感で住む家です。
まとめ:古民家は、覚悟より相性
頑張れるかどうかより、
合うかどうか。
不便さを楽しめるなら、
古民家はとても正直な住まいです。
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